グルーポン系サービスは進化が生き残りの鍵

今年、Webの世界で注目されたものは「ソーシャル」なのは間違いありません。将来、振り返ったとき、2010年はソーシャルの元年だったねといわれることでしょう。

同じく2010年、元年だったといわれる可能性があるのがグルーポン系サービスです。

このサービスは割引クーポンが制限時間内に規定枚数が売れたら発行されるという仕組みだけに参入障壁が低いため、元祖であるグルーポンに追従する形で相当数の企業が参加しています。そのため、差別化をすることがなかなか難しく、また販売しているのが大幅割引のクーポンなので、他を圧倒するほどのインパクトを出しづらくなっています。このインパクトを打ち出すためにポンパレではハーゲンダッツのクーポンを100万枚用意して話題づくりを行いましたが、やはり無理があったのか、規定枚数が売れたら発行というグルーポン系サービスの原則をウヤムヤにしてしまいました。

このように参入障壁が低いだけに競争のために迷走すら引き起こしてしまうグルーポン系サービス。今後は生き残りをかけた戦いとなるわけですが、淘汰されないためにも、差別化のための付加価値が大いに求められるようになると思います。今のクーポンのみの販売だけではなく、もっと進化した形を目指す必要があります。

グルーポンの創業者アンドリュー・メイソンはシティガイドのようにしていきたいといっていました。この考えは僕も賛成です。クーポンとの相性は抜群ですからね。これをいかに実現するか、できるのか。ここが大きな過大だと思います。

何はともあれ、今後の展開は注目ですね。
そしてどこがユーザーに支持される進化を遂げ、生き残るのでしょうか?

スポンサーリンク

0 件のコメント :

スポンサーリンク