果たしてそれだけの価値があるのでしょうか?
価値として考えられる点は下記でしょう。
●Googleが遅れているローカル系を補強できる
●YouTubeと違い、創業2期目にしてすでに3.5億ドル(2010年度)の売上見込み
つまり、自分のところの弱みを補強でき、売上がついてくるというところに価値を見出したのでしょう。
その一方で気になる点もあります。
●参入障壁の低さによる、競合との競争過多
●ビジネスモデルの賞味期限
いずれも常に指摘されていることですよね。
競合が多すぎることに関しては、もしかすると足元をすくわれる可能性もあります。しかし、以前、~グルーポン系サービスは進化が生き残りの鍵~で書いたようにシティガイドくらいローカルと密接な形をいち早く作り上げられれば、抜きん出ることは可能でしょう。
ビジネスモデルの賞味期限ですが、こちらは今現在の巷の状態を見渡せば答えは明らかです。紙のクーポンがいたるところで手に入ります。それがWeb上で展開され、さらに店側がクーポン使用のコスト計算がしやすいグルーポン系の形は、紙のクーポンの賞味期限を終わらせるという形になるかもしれません(まぁ、紙とは共存していくと思いますが)。
ということで、僕の結論としてはGoogleはお金を出しすぎな気はしますが、とりあえずはいい買い物をしようとしているなという感じです。あとはECの販売主体の経験がないGoogleが宝の持ち腐れにしてしまわないことを祈っています。
あっ、その前に本当に買収を成立させられるかが問題ですね。それに関しては近日中に結果がわかるはずなので見守りましょう。
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