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人と技術が補完し合う検索サービス、blekko

blekkoという検索サービスがある。つい最近、知ったのだが、2007年にアメリカで立ち上がったらしい。なので、今更感もあるのかもしれないが、自分的に結構、好きな仕組みのサービスなので、書き記しておく。

このblekkoの特徴は、検索エンジンと、人力（blekkoのユーザーたち）によるキュレーションを合わせた検索方法である。

たとえば、普通に検索ワードを入力して検索をする。そこにキュレーションされた情報をスラッシュタグ（/）によって絞り込めば、より求めている（信頼性の高い）情報に辿りつけるのだ。

クローラーによりインデックスしていくGoogle検索の場合、今やスパムページが氾濫し、信頼性の高いページに辿り着くのが大変になりつつある。blekkoはそこを人の力も使ってカバーしようとしている。

こういう、テクノロジーと人力を合わせたサービスは基本的に大好き。

ネットの世界では、テクノロジーではないとできないことがあると同時に、人力ではないとできないことがあるが、どうしてもテクノロジーに偏りすぎ、人力をできるだけ介在しないことを良とする傾向がある。ある一面では正しいことだし、テクノロジーができることはどんどん任せるべきだと思う。しかし、その結果がテクノロジーの裏をかくようのSEOやSEMによる検索順位のアップを狙ったスパムページの存在に悩まされる現実。まさにテクノロジーの功罪だ。

だからこそ、テクノロジーと人力が補完し合ったサービス、blekkoは好きなのだ。

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