今年はソーシャルプラットフォームの施策や改善に注目したい

Facebookへの注目が高まるにつれ、ソーシャルプラットフォームへ羨望の眼差しがますます強くなっている。

ソーシャルプラットフォームは活動の土台となる場所であるため、一度、人集めに成功すると、一気に巨大なプレイスへと成長できる。そうすると、そこで課金・広告・コマースなど、様々な経済活動を行い放題になる。

確かに魅力的である。運営側は神様にでもなった気分で、自分の利益を追求していける。平野敦士カール氏の『プラットフォーム戦略』で述べられていたような「プラットフォームの横暴」といったこともできてしまう。

しかし、ソーシャルプラットフォームはNo.1の地位を維持しにくいものだ。例えば、friendstar、MySpaceなど。これらは一時はトップに君臨していたが、今はその地位から転がり落ち、Facebookを見上げている。

その原因は追従者が先行者よりも心地良い環境を提供してきたというのがほとんどだ。

通常、Webサービスの場合、先行者となると追従者を圧倒的に引き離せるが、ソーシャルプラットフォームの場合、簡単に逆転されてしまう。それだけに留まってもらえる魅力を提供し続けないといけない。ホテルが客をリピートさせるためにサービス改善を行い続けているようなイメージだ。

とはいえ、外的要因により、自らの地位が脅かされてしまうため、かなり厳しい戦いを強いられる。

なので、ワールドワイドにおける今のFacebookの栄華はいつまで続くのだろうかと考えてしまうし、mixiは日本においてその地位をいつまで維持できるのかとも思ってしまう。

それだけにそれぞれの立ち位置における様々な施策や改善が、とても気になる。今年、ユーザーを留まらせるためにどういったことをしてくるかに注目したい。というより、嫌でも注目させられてしまうのだろうが…。

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