ソーシャルによるネットメディアのマネタイズ

既存メディア(とくにプリントメディア)が事業化していった流れはきっとこんな感じだろう。

(1)個人的に得た情報を他人に伝える
 ↓
(2)面白い情報を集められる人の情報が人気になる
 ↓
(3)情報を集められる人を取りまとめ、まとめて発信する形を整える
 ↓
(4)効率的に情報を受信するためにお金を払う
 ↓
(5)効率的に情報を得られる場所に広告が掲出される

この流れってネットメディアにも当てはまるよね。というか、メディアの成り立ちってこういうことだと思うから、この部分に関しては例外はないとはず。

そして今まさに盛り上がっているソーシャルメディアを使ったネットメディアは現在(2)の位置に達したところ。そして、「キュレーション(編集?)」というキーワードのもと、(3)の形に進もうとしている。

そうなると次は(4)に進むと考えられる。ここからはマネタイズの領域だ。

しかし、マネタイズに関しては様々なメディアが課金の仕組みを作り上げるのに苦労している。というか、ネットでメディアをやっていく場合、課金より広告収入を得ていくほうがやりやすいので、(5)の仕組みを早々と作り上げようという流れにもなりそう。

とはいえ、いずれもソーシャルメディアに適したマネタイズ方法なのだろうかという疑問もある。とくに無償で集めた情報を使ってマネタイズするという行為がソーシャルメディアの枠組みの中で許されるかという点が…。

何はともあれ、ソーシャルメディアを使ったネットメディアはマネタイズは困難だな…。なんてことを今日、ふと考えてしまった…。

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