NAVERまとめがリニューアル。「補完メディア」のプラットフォームとしての可能性を感じた。


本日9日、まとめサイトが手軽に作れてしまう「NAVERまとめ」がリニューアルした。

以前は、本当にただ気になるサイトを並べていくという、はてブのような感じだった。しかし、今回のリニューアルにより、その見え方が大きく変わった。3点ほどあげてみよう。


(1)見出しを大きく表示
リンクに関する見出しを自分で入力でき、それを大きく表示できるため、どういう記事をどんな意図で盛り込んだのかが伝えやすくなった。

(2)画像や動画も同ページに盛り込める
今まではリンクと画像などは別々のページ表示し、タブで切り替えていたが、今回は同じページに盛り込めるようになった。これにより、まとめたページが見やすくなった。

(3)Twitterのつぶやきもまとめの要素に入れられる
これは個人的には嬉しい限り。TL上に流れているさまざまな意見をスムーズにまとめられるので、ページに厚みを加えることができる。

以上が大きなリニューアル点だ。

今までのものも、コンセプトがしっかりしていて、まとめやすく閲覧しやすく、とても気に入っていたのだが、今回のリニューアルは「これスゴイ」と思ってしまった。

情報をまとめる作業を手軽にでき、ページの表現力は今までデザインして作っていたものにも負けないくらい編集意図が伝えやすいものになっている。これならブログに並ぶ自分のメディアとして活用していけそうだ。

ちなみにNAVERは今回のリニューアルにより、ヤフトピのような従来メディアの先を行くことを目指すそうだ。僕は今回の作りなら、そこを目指す資格があると思っている。とはいえ、ヤフトピの地位を奪うメディアではなく、周辺情報を把握したり、深く知ったりするという、補完的な立ち位置となるだろう。

なんて手放しで褒めてしまっているが、この手もプラットフォームは少しでも使い勝手が勝るものが出てきたら乗り換えられる可能性も高い。それを防ぐためにも機能のブラッシュアップ、コンテンツを溜め込ませる(たくさん作らせる)仕掛け・仕組みの構築を早急に行う必要があるだろう。現在、NAVERまとめで上がった売上の分配をおこなっているが、インセンティブだけでは難しいからね。

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