資生堂のネット通販は小売に大きな影響を与えそう

資生堂がネット通販を2012年4月よりはじめるとのこと。それも自社の化粧品だけではなく、家電や食品のメーカーの参加も募り、美容のショッピングモールを作り上げるつもりらしい。

なので、厳密には直販とはいえないが(共同で運営会社を設立すると思うし)、限りなく直販に近い卸値とかを実現できそうだから、ちょっとした勢力にはなるだろう。

ところで送料はモール形式だけにメーカー別に発生するのかな? 同梱が可能になったら、かなりの競争力を手に入れられそうだが、ここは難しいかな?

まぁ、そんな話は実際の仕組みが判明してからでいいか。

それより、個人商店の貢献度が高い化粧品業界において、自社で大々的に直販を始めてしまうというのは仁義的にどうなんだろうとは思う。まぁ10~20代の顧客が減少しているらしいので取り込むためには仕方ないかな。

ていうか、個人商店に対しては、顧客データの共有や来客を促す工夫をするらしいが、一時的になだめるための策っぽいなー。しばらくしたら足切りしちゃっても驚かないよね…。

来年以降の化粧品小売業の変化はその他の小売業にも影響を与えると思うので、かなり注目だね。

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