広告系コンテンツの作り方が三年前と大きく変わっていた

今年の四月から約3年ぶりにWeb広告関連の業務に戻ったのだが、最近、Webの世界の変化のスピードの速さを改めて実感している。特に広告コンテンツの制作に関してだ。

何故かというと、三年前と現在ではWebのトレンドが大きく変わっているし、それに伴いクライアントからリクエストされる手法も求められる結果も変わった。

三年前はCGM的なことを求められることもあったが、基本的には作り手主導で読み物系コンテンツを作り、広告枠に入れたバナーなどだけでユーザーを呼びこみ、PVを稼ぐ形が主流だった。いわゆるメディアが読者にコンテンツを通じて情報を与えているという感じ。

一方、現在はユーザー主体のコンテンツを求められる。主軸に使うのは大体ブログ。影響力のあるブロガーや一般の方に書いてもらい、それをTwitterなどで拡散することで一気に伝播させる。まさにソーシャルメディア時代ならではの手法である。

大きく異なっているよね。三年前は「プロが作ったページを広告枠から誘導する」という形だったのが、今は「一般に近い人が書いたブログをソーシャルメディアで拡散することで呼び込む」という形になっているのだから。

いやー、3年もあれば、Webの世界では大いなる変化を遂げられるんだねーと改めて思うねー。

なーんて人事のようにいっているけど、この変化のおかげで制作のアプローチが大きく変わってしまった(当たり前の話だけど)ため、結構、戸惑ってしまっている。

「プロが作ったページを広告枠から誘導する」の頃だったら、情報をキレイにまとめて、惹きのあるバナーを作って大量にすることで大体うまくいっていた。声が大きければ大体ユーザーは集まってきた。

一方、「一般に近い人が書いたブログをソーシャルメディアで拡散することで呼び込む」という形の現在は、ブログに書かれるものに関してはある程度コントロールがきくが、その後は拡散&伝播は何もしないと神頼みになった挙句、残念な結果になってしまうことが多いので、プランニングには相当気を使う。とはいえ、それでもうまくいかないことは多い…。

と、まぁ、そんな感じである。つまり、簡単に言うと、作るのが難しくなったなーということ。この戸惑いを解消するには、自分の中の常識を一回壊す必要があるかなーとも思ってしまう。なかなか難しいけど…。でも、今後、広告の世界にはもっとソーシャルが入り込んでくるから、対応するしかないよね。がんばらないとっ!!

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