「Yahoo!カテゴリ」のスタッフでキューレーションサイト立ち上げてくれないかなー

Yahoo!Japanが「Yahoo!カテゴリ」2018年3月29日に終了することを発表しました。



これは、「ディレクトリ型検索」というサービスで、「サーファー」と呼ばれるスタッフが、サイトをひとつひとつチェックして、ジャンルごとに分類して登録していくもの。Yahoo!Japanがオープンした1996年から現在まで続いているサービスです(ちなみに米Yahoo!は1994年から開始していた)。

Googleがロボット型検索を開始するまでは、この「ディレクトリ型検索」がネット検索のスタンダードでした。しかし当然、Webサイトは年々膨大に増えていき、人力でチェックしていくのは不可能になり、ロボット型検索が主流となり、今に至っています。

そんな人力でチェックして掲載していく「ディレクトリ検索」ですが、言うまでもなく、これって現在のキュレーションの原型ですよね。「ディレクトリ検索」というか「Yahoo!カテゴリ」が“サイト単位”なのと、キュレーションが記事やコンテンツなど“ページ単位”という大まかな違いはありますが、やっていることは同じかなと思っています。

それだけにYahoo!Japanならではのキュレーションサイトとして形を変えて続けていって欲しいなと思うところがあったりします。
こういっては何ですが、昨今のユーザー主導のキュレーションメディアが信頼し辛いからなんです。というか、ユーザーだけではなく会社ぐるみによる不祥事が昨年発生してしまいましたし…。
つまり、信頼できる企業において、倫理観を持ったスタッフによって、キューレーションして欲しいのです。

先ほども触れましたが、Webサイトや記事・コンテンツの数は膨大となっています。その中から信頼できるものを見つけるのは、SEO対策を施せるロボット型検索では途方もない作業となります。
そこでキューレーションという手法が出てきたのですが、絶対的に信頼がおけるところが少ないですよね。というか、キューレーション自体にネガティブなイメージがついてしまっています。

だからこそ、「Yahoo!カテゴリ」で実績とノウハウを積んだスタッフによって、信頼おけるキューレーションサイト立ち上げて欲しいなと思うのです。

人力で優良なサイトやコンテンツを見つけて、まとめていくのは、ロボット型検索が主流の今だからこそ必要なことだと思っています。だからこそ、キューレーションメディアが次々と生まれ、利用ユーザーも増え続けているのでしょう。
そんな高い需要があるものだけに、信頼おけるスタッフがやることは世の中のためにいいことだなと思います。

本当にやって欲しいなと思います。でも、収支があわないような気がするので、難しいんですかね?

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