なぜ英語ができないとダメなのか


英語の習得って必要なのでしょうか?

この問いかけにほとんどの人は「必要だ」といいます。

僕もそのとおりだと思います。僕は英語の読み書きが少しだけできるレベルですが、それだけでもいろんな恩恵を受けることができます。

例えば、海外のネットニュースは翻訳されるまで少し時間が掛かるときがあるのですが、とりあえず原文を読んで大筋を把握することができます。また、SNSで発信されたことを把握できるので、情報収集の幅はとても広くなります。

でも、これって今はGoogle翻訳でカバーできるんですよね。昨年のアップデートで精度が大幅に向上し、翻訳された日本語にツッコミをいれたくなるような事態は皆無となり、日→英の翻訳でも違和感がだいぶ無くなりました。

こういうと「もう英語を勉強の必要はない」という人が出てくると思います。それはある意味、間違っていません。英語での読み書きはGoogle翻訳などで代用できてしまいます。

しかし、それでも英語の習得は必要だと思っています。Google翻訳などの精度が大幅に高まり、ビジネスユースにも耐えうるようになったことにより、むしろ習得の必要は高まっていると思います。

大まかな理由は以下の二点です。

  1. 読み書きに関して手軽にビジネスユースを実現できるということは、違う言語を使う人と仕事をすることが容易になるということです。
  2. また、日本の人口が減ってきていて、海外市場に商機を求めないといけない時代になりつつあるため、グローバル企業ではなくても海外とのやり取りは増えてくると思います。


つまり、市場環境の変化と、Google翻訳などによって言語の壁を乗り越えられる環境が実現したことにより、ビジネスを同じ言葉を話す人間同士で完結できる時代が強制終了してしまうということです。

そんな状況下で必要となってくる英語能力とは、会話力です。読み書きでは伝えきれないニュアンスを伝え合い、信頼関係と友好関係を結んでいくために、会話力が必須となってくると思います。

「口語翻訳ができる機器も開発されているから必要ないんじゃない」という意見もあると思います。

でも、会話って人間同士の基本的なコミュニケーションですよね。信頼関係と交友関係を結ぶことは機器を通しては実現できないと思います。言葉は伝わるけど、感情が通わないので、読み書きでのコミュニケーションと大差ないのかなと思います。

つまり、読み書きでのコミュニケーションが不自由なくできるようになったことにより、感情レベルでのコミュニケーションによって差がつく時代がきたのです。もっというと、生きていくために英会話が必要な時代になってしまったのです。

なので、英語で会話ができるようになるには相当な訓練が必要ですが、やるしかないんですね。

スポンサーリンク

0 件のコメント :

スポンサーリンク