「ライブコマース」に感じる可能性

最近、「ライブコマース」というものに注目が集まっています。
ものすごく完結に説明すると、スマートフォンのストリーミング配信による通販です。QVCやジャパネットなどでやっているテレビ通販をインターネット動画に置き換えたものという説明がわかりやすいですよね。

「ライブコマース」はもともと中国で火がついたといわれています。事例として僕の印象に残っているのは若い女の子が自分のフォロワーに商品の魅力を訴求し、爆発的な売上をあげていたことです。また、売上額としては2時間で3億円を売り上げた人もいるという話しもあります。

この「ライブコマース」の仕組みは、インフルエンサーが自分のフォロワーに動画生放送で商品を訴求し、その動画を見ながらスムーズに商品を購入できるというものです。そして販売額に応じた報酬をインフルエンサーが得られるという形です。

乱暴にいうとアフィリエイトの動画版といえそうですね。

ただ、インフルエンサーが動画という情報を伝えやすいメディアを使って自分へのロイヤリティが高いユーザーに向けて訴求するわけだから、訴求力は抜群ですよね。おまけに購買意欲が高まったらスムーズに購入できる仕組みまで実装されているのだから、簡単に購入まで結びついちゃうんじゃないかなと思ってしまいます。

というか、この「ライブコマース」に盛り込まれている要素である、生放送の動画での通販(テレビ通販)、インフルエンサー発信による商品訴求(アフィリエイト)のいずれも今まであった手法ですよね。

それを組み合わせることで、新たな体験や利便性、そして可能性が見えてくるというのは今の時代っぽいなと思いました。

日本でも「メルカリ」や「BASE」が力を入れているみたいなので、今後が楽しみですね。

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